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IK Multimedia iRig PADS レビュー

  • Shungo Kaneto
  • 2017年7月5日
  • 読了時間: 4分

まとめ

SampleTank3のために購入。

ドラムの打ち込みが楽しくなる。

パッドの感度も良好。

エディターがちょっと使いづらい。

SampleTank 3 の配布期間が延長

当初2017/06/30までだったのですが、2017/07/31まで延長されました。

http://www.ikmultimedia.com/news/news.php?id=853

IK大丈夫でしょうか…SampleTank3売るつもりあるのでしょうか…。

ユーザーにとってはとても嬉しいことですよね。

僕も約1年前に同じプロモーションでiRig PADSとSampleTank3を手に入れました。

SampleTank3はとても豊富な音源を揃えたマルチ音源で、どの音色も高品位で扱いやすいです。

僕は主にストリングスと、エレピのDX系音源を使うときに使用しています。

と、SampleTank3に関してはこれぐらいにしまして、本題のiRig PADSについてレビューしていきましょう。

ドラムの打ち込みが主な用途

僕が手がけるアレンジ、作曲を含む楽曲制作の作品にはほとんど打ち込みドラムが収録されています。(音源はAddictive DrumsもしくはBFD)

もちろん、通常のMIDIキーボードでもレコーディング可能なのですが、パッドを実際に叩いてドラムを鳴らしたほうが気分が上がりますよね。

また、どのパッドに何の楽器をアサインするのか、自分の好きなように変えるということが可能なので、打ち込みの作業効率が上がると思います。

ニュアンスに関しては、僕は最終的にベロシティを細かく修正するのであまり気にしていません。

通常演奏するぶんには、まったく問題ないと思います。

ベロシティカーブも変更できますが、16個のパッド一括で変更されてしまうのであまり実用的ではないかもしれません。

入出力端子がちょっと変化球

この手の製品には珍しくUSB-micro端子が実装されています。

恐らくiRig PADSはiPhoneを含むスマートフォンやタブレットとの連携も想定されているのでこうなったのでしょうね。(iPhoneは隣の端子に繋ぎます)

僕は、パソコンからiRig PADSまでわりと距離があるので変換ケーブルを使いながら延長してます。

あとはお決まりのフットスイッチです。

これ、意外とバスドラをアサインするとめちゃくちゃ使いやすいんですよ。

ベロシティー効かないじゃん!って思うかもしれませんが、バスドラって曲中で音量変化の少ない楽器なので、とりあえずのスケッチ録音にはとても重宝します。

特にドラム叩ける人は重宝すると思います。

シンプルなインターフェース

余計な部分がほとんどありません。

僕はフェーダー部分も使わないので、これくらいシンプルなほうが机を広く使えて便利です。

SCENEボタンを押しながらパッドを叩くと任意のSCENEに飛べます。

僕はAddictive DrumsとたまにBFDも使うのでそれぞれプリセットしてあります。

PAD部分は叩く強さによって緑→黄→赤の順に色が変わります。

また、PADはアフタータッチに対応しています。

まだ使い道は分かりませんが。

エディターが少々貧弱

エディター画面です。

この画面でプリセットを作成し、iRig PADSに転送します。

日本語には対応していないので、少し慣れが必要かもです。

右上にベロシティカーブを設定するプルダウンメニューがあるのですが、全てのパッド一括で変わってしまうので僕は使用していません。

以前はKORG PadKONTROLを使用していて、そちらはパッドごとにベロシティカーブを変更できたのでそこは少し劣る点かもですね。(FIXベロシティのオンオフは個別で出来ます。)

また、本体だけではプリセットを作ることが出来ません。

必ずこのエディターが必要です。

また、例えばAddictive Drumsをスタンドアローンで立ち上げながらエディターも立ち上げて、音を聞きながらエディットするということが出来ないです。

とまあ、色々と不便さはあるのですが、一度プリセット作ってしまえばもうあまり使うことはないので眼をつむってます。強めに。

総評

エディターの使いづらさは確かにあるのですが、PADの質が良いのでかなりストレスフリーになりました。

以前使用していたKORG PadKONTROLはPADの質が悪く、一番下の4個のパッドが反応したりし無かったりとかなりストレスを感じていました。

その点iRig PADSはそのような不具合が一切無いので助かってます。

また、筐体がコンパクトで机の幅を取らないのもポイント高いです。

SampleTank3はもちろん良い製品なのですが、IK Multimediaはハードも作りがしっかりしていておすすめです。

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